2015年1月5日月曜日

Fuxx The Hype vol.154 part A

Bye bye, Fuxx The Hype

どうも。先日の夜中にTwitterで告知しましたとおり、2009年から続けてきましたこのブログを今回の投稿を持って終了致します。

今が2015年ですのでなんと約6年間も続けてきました。今まで沢山の方に読んで頂けてとても光栄です。


思えば6年前、自分が思っていたことを形にしたくてこのブログを始めました。
「本当に実力があるのに、色々な理由で世間に知られていない、受け入れてもらえていない日本国内で活動するDance musicのDJ, クリエーターを紹介したい。」
当時京都に住んでいた自分がネットや、または実際にクラブの現場で出会った方々にGuest mixやinterviewをお願いして、自分が良いと思う才能ある方々を世間に少しでも知ってもらいたい、そして彼らをサポートしてもらいたいという思いで続けてきました。


このブログがきっかけで中にはその後活動を続ける上でのモチベーションになり、今現在も活躍する方、また残念ながらその後、諸事情で活動を休止された方もいます。
僕が願うのは”ほんの少しでもそんな彼らの力になれたなら幸い”ということです。

やめる理由はこのスタイルでブログを続けることが今の日本においてそこまで意味をなさないというのが最大の理由です。

昔からの読者の方はご存知かと思いますが、僕は2011年から2年程ロンドンで活動をしていました。その間は日本のアーティストの紹介もしてきましたが向こうのシーンの紹介もしてきました。

帰国後、気付いたのは今現在も続く、もっと若い世代に支持されるインディーダンス界隈の情報を発信する媒体が自分が日本にいない間に生まれ、そういうDIYなメディアのフォロワーも数多く生まれているということでした。

自分が日本にいない間に東京はおろか、関西、九州、その他の地域でもDTMで自身の曲を作り、発表するアーティストが出てきて、それをすくいあげるメディアが日本に存在する状況。

僕がこれを始めた時には中々想像しがたい好状況だと正直思いました。
中にはこのブログの読者だった方が、今ではそういった有力メディアでキュレーターを務めていたりという個人的に非常に嬉しい状況です。

かくいう僕自身もこれを続けてきたことで、多くの方に知って頂けたり、なんと去年の今頃にはblock fmで自身の特番、Fuxx The Hype Radioというとんでもない問題番組をさせて頂いたりもしました。(block fmスタッフ様、本当にありがとうございました。)

個人の正直面白くない現状をなんとか変えたいという思い。
「おもしろきなき世も おもししろく」精神で今までやってきました。

日本だと例えば「東京」在住と「その他の地方」在住ということでやはり注目度は全く違いますし、地方は地方でDJの上手さとかより、どれだけ人をパーティーに呼べるかで扱いが変わってきたりもします。今でこそ、例えば大阪だとinnitや、idle moments、名古屋だとGood weatherなんかはクラブシーンにおいて耳の早いクラバーの中では名の知れたパーティーになっていたりしますが、まだヨーロッパのように例えばマンチェスター、ブリストル、ドイツだとハンブルグみたいにその地域のシーンが誰もが知ってる程に有名というわけではないと思います。

じゃあ東京いけばいいじゃないかと言ってしまえばまあそれまでなんですが、それぞれに事情もあるかとも思いますし、地元から発信することにこだわるアーティスト、DJも多いかと思いますので僕個人としてはそこまで「東京」にこだわることもないと考えています。ようは正当な評価をする人間がシーンに入れば問題ないし、そういうメディアが増えれば自然にヨーロッパのようになっていくんじゃないかと。という考えを持っています。

ただ厳密に自分の個人的な行動の履歴みたいなもので言えば、それとはちょっと変わってくるのですが(笑)。

チャンスを求め、海外でプロDJになるために23歳の時に、日本を出ました。
当時の京都では僕は全く評価されない存在でパーティーをやってもひどい時は4人しか来ない時もありました。その日、箱の若いスタッフに言われたのを今でも覚えています。
「もっと他のパーティーに顔をだして、先輩とかと仲良くしたほうがいい。」
当時は自分も若くて尖っていましたのでなんとなく、それが頭ではわかっていたものの、受け入れられなくて。。。
そしてその後、唐突にたどり着いた答えが「海外なら自分はもっといけるんじゃないか?」ということでした。

そして片道切符で初海外渡航で英語もろくに話せないまま、現金9万円だけもって渡豪。
そこで現地のクラブにデモを持っていく日々を続けるもぶっちぎりの惨敗の日々。。。
クラブでDJ出来ないから半ばやけくそ気味に当時持っていたラップトップに入っていたLogic 7 expressでDTMで曲を作り始めたのがLady Citizenでした。

その後、奇しくもMyspaceバブルが世界を席巻し、そのどさくさにまぎれてアメリカのインディーレーベルからデビューすることになり、今もまだ音楽をやっています。

その後、京都に帰るのですがまた全く相手にされない厳冬の時代(笑)。。。
数年かけて音楽仲間が徐々に増えていき、自分でも「どうにも実力に反して世間に注目されない人が結構いるんじゃないか?」ということに気付きました。

「面白くない」
結局、こういうインディーシーンで活動する方はどうしても支持してくれる日々とからのサポートが必要。じゃないとお金にもならないし、活動資金を得ることが難しくなる。何よりモチベーションに大きな違いがでてくる。人間そんなものですよ。アーティストは霞を食らっていきている仙人ではありません。ってことです。

そういったことを少しでも変えて、マシな現状がみたかった。それだけです。
地方の大して知られてもいないDJがやる自分の活動ではなく他人の音楽を紹介するブログなど誰がみるのか?またそんなことしている前例というのは全くなかったのではないかと思います。少なくとも当時は。

昨年終了した某ブログの主宰の方も地方在住でがんばっておられたみたいですが、自分がやり始めた理由とはまたちょっと違ったものなんだなとその彼の記事を読んで思いました。僕の場合はタイトルからもわかるように「逆ギレ」です。クソすぎる現実につばを吐きかけたかったのかもしれません。若さ故です。。。

今回このブログをやめる理由は別に自分以外が注目されている現状が面白くないからとかそんな理由ではありません。もしそんな理由なら未だにDJの業界で「永遠の若手」状態で続けていないです(笑)。
ただ今、自分がやりたいことのコンセプトはこれではないということです。
実は去年の夏くらいからずっと考えていました。次やりたいことはもっと自分にとって面白いことです。次にやりたいことは世界の耳の早いリスナーから注目されるようなものをというのが理想であり、野望です。

だからと言って、国内で自分がサポートしたいと思っている方の応援をやめるわけではないですし、今後もそれはSNS中心にやっていくつもりです。
(余談ですが個人的に今年面白くなりそうなのは大阪のAnd Vice Versaです。最近のプロモを頂いたのですが、期待せずにいられない感が出ていました。あとは1/4にYOMからEPを出したShigge, そしてもうアメリカに帰国してしましたが我らがAN/AYファミリーのBrenna v.K.。新作リリースを控えていたり、続々と素敵なコラボ話も来てるとか来ていないとか。)

これは自分にとってもはやレーベルオーナーと所属アーティストとしての関係を越えて、盟友関係であるAN/AYのTaguchi氏の言葉ですが「音楽に関する事は情熱をもって続けていくことに意義がある」というものです。
彼は本当にそれを実践している方で、誰も知らないデジタルのレーベルから始めて、今や世界的なアーティストの作品も取り扱うレーベルにまで成長させました。本当に頭があがりません。

光栄にも近年は幸運な偶然もあり、僕のことをアーティストとして見てくださる方も少ないながらもおられたりで誠に恐縮なのですが、僕は自分はあくまでDJであり、キュレーターだと考えています。昔、自分が京都のクラブに遊びにいった先で自分が知らないイケてる音楽を紹介してくれるかのようにかけてくれる"DJ"というものに対する原体験というか、そういうものに未だ心を囚われたままです。

脱線しましたが、自分も年を重ね、面白い事をするには工夫が必要。戦略性もいる。
また他とは違った視点で支持も得ないといけない。他のものでは満足出来ないと思ってもらえるものを提供したいなと考えています。

世代的なものもあるかもしれませんが、僕はやはりクラブミュージックに係わる限り、日本に限らず本場と呼ばれる欧米から支持を得たいと考えています。
(もしかしたら今の若い世代はそうではなく、日本の有名ネットレーベルからリリースして有名になる方が良いのかもしれませんが。ただ僕の世代は海外のクラブミュージックに憧れ続けてきて、いつかそっちをあっと言わせたいという憧れから来る思いみたいなものを持っていると思います。少なくとも自分はそうです。)

ちょっと時期はいつになるかわかりませんが近いうちにまたアナウンス出来たらと思っています。

思いのほか長くなりましたので、前後半に分けます。
さすがに6年もやっていると思い入れもありますもので。。。

大して有名でもないのに生意気なこと言ってるんじゃないよ!って思う人も中にはいるかと思います。そういうものを承知の上で、ある程度書きたい事を書かせていただきました。何度もいうとおり、それなりに大人なので大人の事情もわかります。
ただ僕がこれまで経験してきた中では一概にそうではないと言わざるを得ない現事情が実際にあったりするのです。

続きは後半で。
(とりあえず今から後半書くので誤字脱字等はまた後日訂正します。今は思いの丈を語らせてください。)
後半はこちら。
http://fuxxthehype.blogspot.co.uk/2015/01/fuxx-hype-vol154-part-b.html

LC

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