2012年6月8日金曜日

Fuxx The Hype vol.95

Dystopia presents Peter Van Hoesen, Dadub

どうも。先週末6/2 にロンドンで行われたDystopiaというパーティーに行ってきました。このパーティーは今回がはじめてでいわゆる、
launch partyにも関わらず、住所を一般公開しないという秘密のパーティーでした。

アンダーグラウンド感を出すための演出でしょうか、初開催にも関わらず攻めた感じですね。あとこの国は法律でお酒を出すライセンスがなかなか夜通しとることが出来ないので、多くのクラブは4時くらいまで空けてはいるものの2時には酒類が一切バーからなくなるということが日常的にあります。

おそらく今回はlaunchなので朝までやりたいということで住所を非公開にしてやったのかなーとか邪推しつつも、やはりこのパーティーはアンダーグラウンド感で一杯でした。

というのも、個人的に最近では一押しのベルリン在住のイタリア人Dub Technoデュオ、DadubがLive setでくるという、私のようなマニアにはたまらないラインナップです。更にPeter Van Hoesenも同じくベルリンからDJ setでプレーしに来ていました。


結構お客さんはDadubのLive set目当てで、客層も20〜40歳くらいで幅広く、いかにもヒッピーでRaverな女子が一心不乱に踊ってたり、テクノマニアな男達が効き込んでいたり、海外ドラマのパーティーシーンでよく見るような、着飾った若い女の子達も少なからずいるといった感じでした。


しかし、DadubのLive setが始まるとそんなバラバラの客層もなぜか心がひとつになって、彼らが吐き出す暗黒残響に飲み込まれていくかのように踊っていました。


個人的に好きな
Hedean,

Metropolisなんかもやってくれたのですごく楽しかったです。

このMetropolisの残響エフェクトがフロアに鳴り響いてる間、私はフル笑顔でした。

今まで色々なパーティーに行ってきましたが、ここまでDub technoに特化したパーティーははじめてで、200人くらいがDub technoで踊りまくる光景は非常に印象的でした。

ちなみにDadubのあとのPeter Van HoesenもDaddubからの流れを受けて、Dub technoで始まり、tech house, technoから最近のMartyn, Untold, ScubaなんかがやってるようなUK bass以降の親ベルリン派technoみたいな曲につなげていく感じで非常に最近のカッティングエッジな選曲で良かったです。

そんな
Peter Van HoesenはUntoldがかのClone Records傘下のレーベルからリリースした曲をかけたとき、

テンションがあがると同時に前述のUK bass以降の〜流れが現場にも確実にあるんだという確信をいたしました。日本のBass musicファンの方は是非チェックしておいても損はないかと思います。

日本を離れてもうしばらく立ちますが、現在Twitterなんかで見ている限り、Electro以降の若いクラブミュージックリスナーの間でもUK Bassシーンは注目されているようですね。今の時代日本にいながらRinse FM, Boiler roomなんかで最新のBass Musicはチェックできます。

しかしながら、個人的に感じたことはこういったクラブミュージックにおいても色々な歴史というか文脈というのにも興味を持つとさらに理解が深まっておもしろいのではないかということです。

Basic channelから89年くらいのウェザーオールなんかの音源あたりをチェックしつつ、今のOstgut-ton周辺から
Marcel Dettmannあたりを聴くとまた、今回書いているようなUK bass以降のTechno~Dub Techno経由のBass Music辺りにも興味が湧いたりするかもしれませんね。

ちなみにDadubといえばそのマスタリング技術に魅力があるといわれています。
その辺りの詳しいことはこちらのリンクからチェックできるので興味ある方はどうぞ。
http://jp.residentadvisor.net/feature.aspx?1566

彼らは自分たちのリリースしているレーベル、Stroboscopic Artefactsの作品のマスタリングも手がけているそうです。

さらに興味深い点はこのレーベルから、日本が世界に誇る電子音楽家の一人、Aoki Takamasa氏や、Hard Technoシーンの重鎮、Go Hiyama氏もMonad Seriesというリリースシリーズから作品をリリースしています。

現行の日本のクラブミュージックシーンのど真ん中メインストリームとはまた違うところで活躍する著名な職人気質のクリエーターが世界のアンダーグラウンドカッティングエッジシーンに名前を連ねてるという所は非常に感慨深いです。

色々書きましたが、今回体験して感じた事はハイクオリティーなDub Technoはもはや残響エフェクトでさえ、人の身体を踊らせるということ。

Dadub、今後の活動も楽しみです。

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